JAひすいとJAえちご上越

　2024年3月1日、糸魚川市を管轄するJAひすいと上越市・妙高市を管轄するJAえちご上越が合併して、新生JAえちご上越が発足しました。本店はJAえちご上越に置いて、旧JAひすいの本店は支店となりました。これから急激に減少する組合員のことを考えると、合併も止むなしということです。

一抹の不安は、農協活動の停滞です。農協は「農民」が「協同組合」を自主的に組織したものですが、その運営については国の法律に則って行われています。営農活動はもとより、農業共済（火災、自動車、医療、養老など各種保険）、金融、資材サービス（肥料、燃料、葬祭など）と生活全般のサポートをしています。

　糸魚川市は人口減少が著しく、高齢化率は一気に上昇しています。そんな中でのJAの組織合理化ですので、職員の削減に伴うサービスの低下は十分に予想されます。弊社のように地域の担い手として耕作面積が増加している農業者には、今まで以上の支援が必要となりますが、期待できるのか不安です。2024.03.06YW