1980年の夏
昨日の朝、事務所に一本の電話。「伊藤です。今日午前中会社にいるかな?」私「おや、久しぶりだね。どうしたの?」、「珍しい人を連れて行くから。」私「11時30分なら大丈夫、待ってるよ。」
高校時代の同級生たち4人がやって来ました。高校を卒業して、それぞれが新しい生活を始めた初めての夏、私は千葉内房海岸での住み込みアルバイトを終えてお盆に間に合うように帰省していました。その時、伊藤君から「正雄のところにみんな集まるから来いよ。」
一晩中騒いで、朝も随分遅くなるまでみんな泥のように寝こけて、楽しい夏の思い出になりました。あれから一度も会っていないけど、44年経っても変わらないね、みんな(風貌は変わったけど)。来年は65歳で定年を迎える年になるし、すでに新しい生活を始めている人もいる。
みんな元気で良かった。私「で、何で集まったの?」、「Y君の49日だったんだよ、昨日。で、みんなでお墓参りに行って、酒飲んだんだ。」どれだけ年をとっても、遠くにいても、仲のいい友達はいいもんです。折角のお盆に朝帰りして、おふくろがちょっと寂しそうな顔をしていたのを思い出しました。2025.04.29YW