根知谷の日々 -Blog-

新型コロナウイルスとの3年

 2020年1月に国内で初めて感染者が出てから丸3年が経ちましたが、昨年2月のウクライナ侵攻も重なって、ガソリン・灯油・電気料・資材関係全般にかなりの値上がりが続いています。

 先日、農業者団体の会合で久しぶりに顔を合わせて先輩方と昔話をしましたが、私たちの子どもの頃は風呂を焚くのも暖をとるのも灯油・電気の時代ではなく、山やのきばから拾ってきた薪や、製材所から出るくず材でした。焚き付けは杉葉で、晩秋に落ち葉を拾い集めて炭俵に詰め込み、一年分をため込むためにいくつも作るのが子どもの仕事でした。

 ほぼ自給自足の生活は、貧乏のように見えますが、お金に追われずに自立した生き方でした。現在の生活は電気なしでは成り立ちませんし、ガソリン・灯油も欠かせません。ただ、少しでも自給的な生活ができないものかと始めたのが家庭菜園ですし、その延長線上にあるのが養液土耕システムによる夏野菜の栽培です。

 ジャガイモ、大根、白菜、キャベツ、人参、玉ねぎ、長ネギ、トウモロコシ、ゴーヤ、スイカ、スナップエンドウ、長ナス、丸ナス、キュウリ、トマト、オクラ、レタス、イチヂクなどなど、20年来作り続けてきましたが、このコロナ禍で自給することの大切さを強く感じるようになりました。

 今年は少し昔に戻って、薪で暖房と煮炊きができるようにとロケットストーブを買いました。据え付けは春になりますが、秋までに薪を集めながら少しずつ慣らしていこうと思います。火を焚く生活は手間がかかりますが、値上げ・値上げに追いかけられない「いこいのひととき」になりそうです。2023.01.16